無尽蔵人間キカイダー
「無尽蔵人間キカイダー」
句も歌も詩もなあんにも浮かばなくなってしまった。
その昔あんなに次から次へと浮かんでいたころが、
うそみたい。
でもよく考えれば、
浮かぶ数は最初から決まっていて
それが尽きただけのことかもしれない。
☆
もう何も出てきやしないこの頭とっくの昔にすでにからっぽ
「 哀愁のカサブランカ 」
「カサブランカ」を観ようと、映画館に向かっている夢。それがなかなか映画館にたどりつけなかった。歩く歩道みたいな道路が迷路になっていてそこから抜け出せなかった
映画館らしき建物がを見えてはいるのに、なんかもどかしかった。
どうにかこうにかたどりついたら、もう映画ははじまっていて
映画のクライマックスらしきところで、なぜだかメガホンを持った人がスクリーンの前に立ちはだかり
「グループ鑑賞の人はここで終わりです。さっさと出て行ってください」
って追いかえしていた
館内はガラガラになって、気がつくとそこは野外で、私が座ったちょうど前の席に脂ぎった髪の中年男が座ったので、嫌だと思って席を移動していた。
ところで私は、まだ一度も「カサブランカ」を観たことがない。
カサブランカの名ゼリフは、
「そんな昔のことはもう忘れた。」