眠りを妨げるくだらない考え
「眠りを妨げるくだらない考え 」
結局ほとんど一睡もできなかった。
どうでもいいようなことばかりがぐるぐる頭の中をめぐって
眠れなかった。
寝たのが1時過ぎだったので、早く寝ないと早く寝ないととあせって
ますます眠れなくなった。
あせって寝ようとするとかえって、どうでもいいようなことを考えてしまって眠れなくなるようだ。さいあく。
ほとんどがセールストークをあれこれ考えていたのだ。あほみたい。
ああいわれたら、こう切り返してみようとか
ちょっとあいさつを変えてみようとか
あれこれあれこれ考えて全然眠れない
ひつじの変わりに
契約が一件とれる、契約が二件とれる
と数えてみたけど
途中むなしくなってやめた。
するとますます眠れなくなった。
だんだんとあたりが明るくなるのが
とても恐ろしかった。
私はぐっずり眠らないといけないカラダなのだと思い込んでいるというところが
まだどこかにあって、
眠れないということは私にとって何よりの恐怖なのだった。